柔道

柔道は、いくら腕の筋力や脚の筋力が強くても、身体全体のバランスが崩れていると、その筋力のパワーを相手に効果的に伝達することができず組み負けてしまいます。
組み負けた状態の場合、無理に身体を使いケガも多くなり、技をかけることも難しくなります。
柔道による症状例
- 肩関節(亜)脱臼
- 柔道などのコンタクトスポーツや、バイク・自転車事故や、作業中の転落・転倒などで肩の外側を強く打ちつけることにより、これらの靱帯・筋肉が痛み肩鎖関節がずれます。
- 鎖骨骨折
- 直接、ぶつかって力が鎖骨に加わり骨折する場合と、 転倒などで手をついたりした衝撃による場合との2パターンで骨折します。
中でも、鎖骨の骨幹部(鎖骨を3分割した真ん中辺り)の部分の骨折が最も多くみられ、次いで外側1/3(鎖骨を3分割した外側部分)となります。
鎖骨は、血流供給が豊富な骨であるため、比較的予後は良好です。
- 膝内側側腹靭帯損傷
- 膝外側から内側への外力(タックル)により、関節に外反されたり、外旋力が強制された時にMCLは過緊張して、最終的には断裂しやすくなります。
スキーでの転倒時、ジャンプ着地時、ツイスト時などでも発生することがあります。